日常
掲載日時:2025年11月22日

「和食の日」食育活動 〜「だし」ってなあに?

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「だし」ってなんだろう?

24日の「和食の日」に伴い『出汁(だし)』について知る食育活動を行いました。

和食には季節や行事に合わせた献立や、汁物やおかずが並んだ一汁三菜というスタイルがあること、出汁を使った料理があることなどをおせち料理やみそ汁といった料理の写真を見ながら簡単にお話をしました。

その後は給食で使用している出汁パックを使い、触ったり香りをかいでみました。パックを開けて中身をお皿に入れるとそのサラサラとした手触りに「お砂みたい」と言ったり、「なんのにおい?」と思い思いの感想を口にする子どもたちでした。

「だし」ってなんだろう?

きのこやおさかなが入っているんだって

出汁パックの中に入っていた粉が「何から出来ていると思う?」とたずねると、「わからなーい!」との返事がありました。

かつお節や昆布、いわしの煮干し、干ししいたけが入っていることを伝えて、一つずつ実物を見せると「しってる〜」「おさかなだ」「きのこなの?」などと知っているものもあって嬉しそうに答えてくれましたよ。

4種類の実物が目の前に置かれると、おそるおそる触ってみたり、香りをかぎながら「ふわふわしてる」「おさかなに目があるよ」と発見したことを教えてくれる子ども達でした。

きのこやおさかなが入っているんだって

「だしっておいしいね♪」

最後に出汁をとって少しの塩で味付けをしたものをみんなで飲んでみました。

「おいしい!」と言ってあっという間に飲んでおかわりをする子や、「なんのにおい?」と慎重に口にする子がいました。今日の給食でも出汁を使ったおつゆが出ることを伝えると楽しみにしていましたよ。

色々な料理が食卓に並ぶ昨今ですが、改めて和食のことを考えたり、出汁本来の味を知るよい機会となりました。

「だしっておいしいね♪」