保育園の感染症対策と冬の子育て気になるポイント!
今回は、「感染症対策」と「冬の子育て気になるポイント」についてご紹介します。
■感染症対策
年が明け、寒さもより厳しくなり、体調にゆらぎが出てくるこのころ。
「どんな感染症が流行るんだろう…」「保育園での感染症対策ってどうしているの?」
そんな保護者の方の不安に寄り添い、今回は感染症対策について発信します!
■ウイルスへの対策が重要です!
寒さや乾燥が厳しい冬は、菌やウイルスにとって過ごしやすい時期です。
免疫機能が未発達な子どもたちが集団生活を送る保育園では容易に感染が広まってしまうため、子どもたちの健康のために「うつさない・うつらない」ことの再認識が重要です。
手洗い・うがい・咳エチケットといった基本的な感染予防策を今一度確認して、風邪に負けずに元気に過ごしましょう♩
■保育園で流行る感染症は?
保育園で流行する可能性のある感染症の症状や対策を確認しましょう!
※詳細は厚生労働省の感染症情報をご覧ください。
【インフルエンザ】
症状:38度以上の急な発熱、頭痛、関節痛
対策:手洗いうがい・湿度管理
インフルエンザウイルスが気道から感染して起こる感染症で、子どもだけでなく大人も疾患すると重症化の恐れがあります。
季節性インフルエンザは流行性があり、短期間に多くの人へ感染が拡大します。日本では、例年12月~3月が流行シーズンです。
【感染性胃腸炎(ノロウイルス)】
症状:38℃以上の高熱、下痢、嘔吐
対策:手洗いうがい・消毒
手指や食品などを介して、経口で感染します。アルコールでは死滅しないため、消毒の際は次亜塩素酸ナトリウムや熱湯を使用しましょう。
疾患時は脱水症状を防ぐために水分補給をしっかりとすることが大切です。
【新型コロナウイルス】
症状:発熱、乾いた咳、だるさ
対策:手洗いうがい・換気
飛沫や経口感染で感染します。子どもが重症化する割合は成人と比べると少ないですが、2歳未満の子どもは比較的重くなる傾向があり注意が必要です。
■ニチイキッズの感染症対策
換気の徹底、手洗い・手指消毒、咳エチケットといった基本的な感染症対策を実施しております。
インフルエンザ・ノロウィルス等の感染症については、こども家庭庁「保育所における感染症対策ガイドライン」を踏まえ、職員の認識統一を図っています。
■冬の子育て気になるポイント!
【冬の子ども服は「大人よりも1枚少なく」を意識しましょう!】
寒い冬は風邪をひかないようにと子どもにも厚着をさせがちですが、子どもは大人よりも体温が高く、熱がこもりやすいため、「大人よりも1枚少なく」「厚着しすぎない」ことを意識して服を選ぶようにしましょう。
【空気が乾燥する冬はお肌も乾燥する季節!】
外だけでなく、室内でも暖房などの影響で空気が乾燥しやすくなります。
特に子どもは肌のバリア機能が未発達のため、大人よりも水分を保ちにくく乾燥しやすく、乾燥肌が続くと外部刺激に弱くなり、かゆみなどの肌トラブルが多くなってしまいます。
⇒対策方法をご紹介♩
・入浴後や手洗いの後はローションやワセリンで身体を保湿をしましょう。
・部屋の湿度は40~60%を保ちましょう。
・お外で遊ぶ時は冬の寒風に地肌を晒さないようにしましょう。
・鼻水を拭く際、鼻や口周りに乾燥・かぶれがある時はおしり拭きなど刺激の少ないもので鼻を拭いましょう。
子どもは自分でスキンケアをすることが難しいため、大人が気付きしっかりとケアをしてあげましょう!
今回は感染症対策と冬に気になるポイントについてご紹介しました。
寒くて乾燥する冬も元気いっぱい過ごすため、ご家庭でも保育園でも適切な対策を行っていきましょう♩