子どもの風邪予防に!家庭でできる5つの対策とポイント
冬は空気が乾燥しやすく、子どもが風邪をひく機会が増えてきます。「また風邪かも……」「どうすれば予防できるの?」と悩む保護者も多いのではないでしょうか。
子どもは免疫力が未熟なため、風邪をひきやすいのはやむを得ない面もあります。しかし、ご家庭での少しの工夫によって風邪の感染リスクを減らすことはできます。
この記事では、今日から始められる具体的な風邪の予防対策と「風邪をひいてしまったかも」というときの対処法をわかりやすく解説します。
●子どもが風邪をひきやすい2つの理由
まずは、子どもが大人と比べてよく風邪をひく理由をみていきましょう。理由を知っておくことで、より対策も立てやすくなります。
免疫機能が未熟だから
生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんからもらった免疫(移行抗体)で守られていますが、生後3カ月〜6カ月頃から徐々に免疫力は低下していきます。
その後は、初めて接触するさまざまなウイルスや細菌に感染しながら、自分で免疫を獲得していく段階となるため、大人に比べ頻繁に風邪をひくようになります。
そのほか、保育園や幼稚園などの集団生活もウイルスに接する機会の要因となります。
まだ自分で予防対策がとれないから
手洗い、うがい、手指のアルコール消毒、マスクの着用といった感染対策は、小さな子どもでは大人と違って1人では徹底できないことのほうが多いでしょう。
また、遊んだあとに「汗をかいて冷えたから着替える」といった行動も、年齢が低いほど難しくなります。
●家庭でできる子どもの風邪予防・5つの対策
つづいて、ご家庭で取り組める子どもの風邪予防対策のポイントを5つご紹介します。
1.手洗い・うがいや手指の消毒を行う
日々の感染予防の基本は、ウイルスや細菌を洗い流すことです。外から帰ったとき、食事やおやつの前、トイレの後には、石鹸でていねいに手洗いやうがいをする習慣をつけましょう。
子どもが嫌がる場合は、一緒に歌を歌いながら洗う、泡やスタンプで出てくるハンドソープを使うなど、楽しみながら手洗いできる工夫を取り入れてみてください。
すぐに手洗いができない場面では、子どもでも使えるアルコール消毒液を補助的に使うと良いでしょう。
また家族全員の手が触れるドアノブや蛇口・家具などをアルコールで拭き、こまめに消毒しておくのも有効です。
2.換気や加湿で室内環境を整える
ウイルスは乾燥した空気を好みます。特に冬場は暖房で室内が乾燥しやすいため、加湿器を使ったり、濡れたタオルを室内に干したりして湿度を40%〜60%に保ちましょう。ウイルスの活動を抑え、鼻や喉の粘膜のバリア機能を守ることができます。
室温は20℃〜25℃を目安とし、1時間~2時間に1回は窓を開けて空気を入れ替えましょう。
3.免疫力を高める
体内に入ってきたウイルスや病原菌に負けない体をつくるためには、子ども自身の免疫力を高めることも重要です。
栄養バランスのとれた食事、十分な睡眠、適度な運動、身体を冷やさないといった点を基本に生活リズムを整えましょう。
4.感染しにくい休日の過ごし方を心がける
風邪や感染症が流行している時期に人混みへ外出する際は、感染予防をしっかりと行いましょう。特にショッピングセンターやデパート、屋内のレジャー施設などはウイルスが空気中にとどまりやすいため注意が必要です。
お出かけをするなら、広い公園など屋外で過ごすのがおすすめです。帰宅後はすぐに手洗いうがいをするよう心がけてください。
過密なスケジュールは避け、子どもの体調が少しでも優れないと感じたら、無理に外出せずお家でゆっくりと休ませてあげることも大切な予防策です。
5.予防接種を受ける
多様なウイルスが原因となる「風邪」そのものを完全に防ぐワクチンはありません。
しかし、インフルエンザ感染による重症化や、肺炎球菌、ヒブ(インフルエンザ菌b型)などによる細菌性の合併症は、予防接種(ワクチン)で予防効果が期待できます。
任意接種のワクチンも、子どもを病気から守るためには検討する価値があります。かかりつけの小児科医と相談し、計画的に接種を進めましょう。
●体調不良・発熱時には早めの対応を
どんなに気をつけていても、小さい子どもはある程度は体調を崩してしまうものです。「風邪かな?」と思ったら、早めのケアや受診を心がけましょう。
脱水を防ぐため、湯冷ましや麦茶、幼児用イオン飲料など、年齢に合わせた飲み物でこまめに水分補給します。食欲がなければ無理に食事は食べさせず、子どもが欲しがるタイミングで、うどんやおかゆ、スープ、ゼリーなど、年齢に合わせた消化の良いものを中心に食べさせてあげましょう。
汗をかくと体が冷えてしまうため、こまめに着替えさせてあげましょう。熱が上がりきって手足が熱くなっているときは少し涼しく、逆に寒気があるときは布団を一枚足すなど、子どもの状態に合わせて快適な環境を整えてください。
ただし、次のような場合は診療時間外でもすぐに医療機関を受診してください。判断に迷うときは、かかりつけ医や自治体の相談窓口、子ども医療電話相談(#8000)などに電話で相談しましょう。
・生後3カ月未満の赤ちゃんが38℃以上の熱を出した
・呼びかけへの反応が鈍い、ぐったりして元気がない
・呼吸が速い、息苦しそうにしている、ゼーゼーヒューヒューと音がする
・水分を全く受け付けず、半日以上おしっこが出ていない
・けいれんを起こした
●日々の工夫で子どもを風邪から守りましょう
子どもの風邪予防は、日々の生活習慣の積み重ねが何よりも大切です。今回ご紹介した対策を参考に、ご家庭でできることから始めてみてくださいね。
ニチイキッズでは、子どもが健やかに園生活を送れるよう、日頃から手洗いや消毒の徹底、適切な環境設定など、細やかな感染症対策を行っています。見学も随時受け付けていますので、ぜひお近くの園へお問い合わせください。
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執筆時参考資料
1)子どもの病気を予防する感染対策10選!
https://kids-doctor.jp/magazine/z8f0b680k
2)千葉県こども病院:風邪を引かせない工夫もあるんです
https://www.pref.chiba.lg.jp/kodomo/faq/veteran-kaze.html
3)子どもがよく風邪をひくのは問題ない?免疫力を高める6つの習慣とは
https://cotovia-clinic.com/column/831/
4)赤ちゃんの風邪・感染症対策のために親が知っておくべきこと
https://www.ymsk.jp/f/blog26
5)子どもの発熱、何℃から病院に行くべき?家でのケアや対処法も解説!
https://medicalpark-kodomo.com/4246/

