日常
掲載日時:2024年08月23日
『ボディペインティング』~こころとからだを育てるプロジェクト2024~
掲載日時:2024年08月23日
『ボディペインティング』~こころとからだを育てるプロジェクト2024~
ボディペインティングは、まさに「さわって描いて感じるあそび」
今年度の取り組み「こころとからだを育てるプロジェクト2024」の8月のテーマは「さわって 描いて 感じるあそび」です。
今月は水や寒天や小麦粉などを使った遊びを展開してきましたが、今日はその集大成として「ボディペインティング」を行いました。
絵の具を使っての製作活動は普段から行っていますが、それは画用紙の上でのこと。
今回は、画用紙から飛び出し、机からも離れて、スペース全体を使ったお絵描きをします。
ボディペインティングの会場に入ると、どの子も一瞬立ち止まります。
「うーんと、ここは何をするところだろう?」はじめての風景に、自らの情報を整理しているんだろうなと感じます。
制約なく遊べるって素敵ですよね
「ほら、緑色の絵の具あるよ。一緒にお絵描きしよう。」
そう声をかけると、大きな筆にたっぷり絵の具を付けて立ち上がりました。向かったのは、大きな模造紙。絵の具のついた筆を模造紙に走らせると、太い鮮やかな緑の線ができます。一度描いてみれば、ほとんどのお友達が気持ちが解放されて、もっともっとというように、さらに描いていきます。
真ん中に大きく描くお友達、端っこのほうに、誰にも邪魔されないように集中して、細かな模様を描くお友達。
みんなが模造紙に描いている中、2歳児のお友達は、四方を囲んでいる段ボールに模様を描いていきます。
年下のお友達は「なるほど、そういうことも出来るのか。」とでも言うように、徐々に真似して描いていきました。
スペース全体を使って描きます
描くキャンバスは、段ボールの壁を経て足元の床にも広がりました。床の模様は、だれかの手形。
だれの手形なんだろうとみていると、「ほら!」と色とりどりの手のひらを見せてくれました。
終わってみると、なんだかみんなすっきりした表情です。没頭できる時間、思いっきり遊べる遊び。
それらが、みんなの成長にとってとても大切なんだなと改めて感じました。
8月の「さわって 描いて 感じるあそび」はいかがでしたでしょうか?
冷たいものに触ったり、汚れを気にせず遊ぶなどということは、気温の高いこの季節ならではの遊びでした。視覚や感触から、いろいろな刺激を受けて、また成長に繋げていくことができたらいいなと思います。
PHOTO
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床の模様ができました
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どんどん描くよ
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先生のおててもすごいことに
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素敵な作品ができました
