企業主導型保育事業(認可外)ニチイキッズ盛岡もとみや保育園

日常
掲載日時:2025年03月13日

食育活動「日本うまいもん巡り」~最終回~岩手県

最後の訪問先は岩手県

おやつで日本を巡る食育活動、題して「日本うまいもん巡り」!
4月に北海道からスタートし、ついに、最終回となりました。

前回の宮城県からみんなの住む、岩手県に戻ってきました。
岩手県は自然が豊富な地域ですが、中でも、 県庁所在地の盛岡市はアメリカの新聞「ニューヨーク・タイムズ」が発表した「2023年に行くべき52か所」で、イギリスのロンドンに次いで2番目に選ばれましたね。
街の魅力として、東西の建築の美学が融合した大正時代の建物が残されていることや、現代的なホテルや古い旅館があること。 公園になっている城跡や、複数の川がまちを流れていることをあげています。

最後の訪問先は岩手県

岩手県の郷土料理「ひっつみ鍋」

「ひっつみ鍋」は、青森県南東部から岩手県北中部にかけても伝わる郷土料理で、主食やおかずとして親しまれています。
特徴として、家庭によってさまざまですが、季節の野菜をたっぷり入れる、沿岸部ではカニや魚介、山間部では鶏肉を使って作ることがあるそうです。
「ひっつみ」とは、小麦粉を水で耳たぶくらいのやわらかさにこね、ねかせたものを引っ摘まんで(ひっつまむ)鍋に入れることから名付けられました。

午前中は子どもたちが「ひっつみ作り」を体験しました。
先生が子どもたちの前で小麦粉に水を加えてみると、サラサラだった小麦粉が手にまとわりつくようになります。生地がまとまってきたので、子どもたちに手渡しをすると、夢中になってこねたり、伸ばしたりして生地の変化を楽しんでいました。

午後のおやつに出ることを伝えると、子どもたちは楽しみな気持で待っていました。

岩手県の郷土料理「ひっつみ鍋」

おいしくできたよ

保育園では、かつお昆布だしを取り、具材は鶏肉、だいこん、にんじん、しいたけ、ねぎをいれて具だくさんの「ひっつみ鍋」となりました。
子どもたちの前におやつが運ばれてくると、ひっつみを指さして「みんなでつくったね」と教えてくれました。具だくさんで「おいしい」と言いながらもりもり食べた子どもたち。食べ終わった子どもたちのお皿の中をのぞいてみると、だしの効いた汁も飲んでいて、お皿の底が見えていましたよ。

思い出いっぱいの1年間になったね。

これで、日本うまいもん巡りの活動は終わりとなります。
近日、来年度の食育活動を告知しますのでお楽しみに!

※実際におやつとして提供したひっつみは、厨房にて調理スタッフが作成したものです。

おいしくできたよ

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  • 小麦粉に水を入れてみるよ!

    小麦粉に水を入れてみるよ!

  • もちもちして、たのしいね!

    もちもちして、たのしいね!