日常
掲載日時:2025年11月19日

11月24日は「和食の日」

和食の日の取り組み

 毎年、11月24日は「いい日本食」で「和食の日」となっています。

 和食といえば料理の決め手「だし」ですね。「だし」は4種類で、「かつお」「こんぶ」「しいたけ」「煮干し」があります。その中でも「かつお」と「こんぶ」は、基本のだしになります。
 20日の献立には「レンコン汁」「はくさいの煮浸し」「ひっつみ汁」に「かつお・こんぶだし」を使用しています。
 今年は11月20日を「和食献立」とし、食育活動を通して、子どもたちに和食の魅力を伝えました。

和食の日の取り組み

きりん組は「だし」を知ったよ

 栄養士がイラストを使ってだしの種類の説明をした後、実際に「かつお節」と「昆布」を見せてみます。かつお節を見た子どもたちは、「たこ焼きにも乗っているね!かつお節食べたことあるよ!」と大きな反応がありました。子どもたちは興味を持って触れたり、においを嗅いでいました。

 だしの試飲では「味がしないよ」という子どもたちの反応でしたが、だしは食材のうまみであるため味がしないこと、調味料を入れて味をつけていくことを説明しました。子どもたちは「調味料は塩かな?砂糖かな?」と想像し、給食の時間になると「だしの香りがする!」と、喜んで食べている姿が見られてよかったです。

きりん組は「だし」を知ったよ

りす組はひっつみの「生地作り」をしたよ

 岩手の郷土料理といえば「ひっつみ」ですが、こちらにも、かつおと昆布の2種類の「だし」が使用されています。
 和食の日に合わせて、りす組は「ひっつみの生地作り」に挑戦しました。

 栄養士より、普段、食べ物を足では踏んではいけないこと、今日踏む生地は小麦粉と水でできていて、踏むと生地が強くなり、コシが出ておいしくなることを伝えます。最初は緊張した子どもたちでしたが、順番に生地を踏んでみると楽しくなり、すっかり夢中になっていました。

 生地ができたら給食室で生地をひっつみ(引っ摘む)、野菜などの具が入った鍋で煮てから、午後のおやつに食べることを伝えます。

 具沢山のひっつみ汁でしたが、子どもたちは温まりながら喜んで食べていましたよ。

りす組はひっつみの「生地作り」をしたよ

PHOTO

  • かつおだし(左)と昆布だし(右)の色を実際に比べました

    かつおだし(左)と昆布だし(右)の色を実際に比べました

  • ・さつまいもごはん・レンコン汁・かれいのもみじ焼き・白菜の煮浸し・バナナ

    ・さつまいもごはん・レンコン汁・かれいのもみじ焼き・白菜の煮浸し・バナナ

  • ひっつみ汁おいしくできたね!

    ひっつみ汁おいしくできたね!