こんなとき、どうしてる?Vol.1 寝かしつけってどうしてる?
今回のお役立ち情報では、『子どもの寝かしつけ』についてご紹介します。
お子様の寝かしつけを行う際に、『ぐずって泣いてしまう』『目がさえてしまっていて、なかなか寝てくれない』『寝てもすぐに起きてしまう』といった経験はありませんか?
子どもにとって、睡眠をとることは心身の健康的な成長に必要不可欠なものですが、同時に保護者の方の悩みも多いのが『寝かしつけ』です。
では、どのようにしたら子どもの良い寝つきに繋がるのでしょうか?
月齢ごとの目安となる睡眠時間や、効果的な寝かしつけの方法としてどのようなものがあるのかをお届けいたします♪
子どもにとって、最適な睡眠時間はどのくらいなの?
- 1.新生児期
- 睡眠時間は 16~20 時間であり、睡眠パターンは 1~2 時間の覚醒と 1~4時間の睡眠を繰り返します。
昼夜のリズムはみられず、日中の睡眠時間と夜間の睡眠時間はほぼ同じです。
- 2.乳児期(3ヶ月)
- 睡眠時間は 14~15 時間とやや短縮し、3~4 時間連続して睡眠をとるパターンとなります。
- 3.乳児期(6ヶ月)
- 睡眠時間は 13~14 時間で、6~8 時間連続して睡眠をとるようになり、昼夜の区別がはっきりしてきます。
2~4 時間の昼寝を1~2 回とり、9 ヶ月ごろには 7~8 割を夜間に眠るようになってきます。
- 4.幼児期(1-3歳)
- 睡眠時間は 11~12 時間程度となり、ほぼ夜間に睡眠をとるようになります。
昼寝も 1.5~3.5 時間を1回とる程度に減少します。
- 5.幼児期(3-6歳)
- 睡眠時間は 10~11 時間で、昼寝はさらに減少し、多くは 5 歳頃にとらなくなります。
子どもがすんなり寝てくれる!?おすすめの対策法
では、いよいよ本題に参りましょう。
子どもの寝つきを良くする方法として、具体的に5つご紹介いたします!
① 部屋を暗くする。
・夜に光を浴びると、『メラトニン』というホルモンの影響を受け、睡眠・覚醒のリズムの遅れに繋がります。そのため、お子様の入眠前には、あまりスマートフォンやタブレットを使用しないようにし、部屋の明るさを暗くするよう心掛けましょう。
② スキンシップを図る。
・スキンシップを図ることで、お子様の情緒を安定させたり、ストレスを緩和させたりすることができ、心の安定に繋がります。お子様を抱きしめてあげることによって、心臓の音や呼吸の音に安心感を覚え、入眠しやすくなります。そのほかに、頭や眉間を撫でたり、手を繋いだり、背中をトントンしたりすることも効果的です。スキンシップを取りながらその日起こった出来事を聞いてみるのも良いかもしれませんね。
③ 音楽(オルゴール)をかける。
・テンポが一定で脈拍と似通っているオルゴールも、こどもの精神の安定を促す効果があると言われています。一例として、保育所での午睡時や、子育て支援施設、小児科がある病院等の様々な場面で活用されています。お子様にとって馴染みのあるオルゴール音を流すことで、入眠を促してみましょう。
④ 絵本を読む。
・絵本の読み聞かせを行うことによって、お子様は保護者様の声に安心するとともに、物語の世界に入り込むことで、お子様が何気なく感じている不安や心配事などを軽減することができます。そのため、読み聞かせの際には、お子様のテンションが上がってしまう内容や、お子様が怖がってしまうような内容は避けて、落ち着いて聴くことができる内容の絵本を選ぶのがおすすめです。
⑤ 決まった時間に寝るように心掛ける。
・寝る時間を固定化することで、起きる時間も整い、規則正しい体内時計を形成することができます。体内時計が整うことによって、時間に応じて身体が『そろそろ寝る時間だ』と感じるようになるため、まずは決まった時間にお布団に入るよう心掛けてみましょう。
上記のほかに、ごはんをしっかり食べることや、日が出ている時間帯にたくさん体を動かすこともスムーズな入眠に繋がると言われています。
お子様がなかなか寝ない場合には…
さまざまな方法を試してもお子様がなかなか寝てくれず、睡眠不足による身体の疲れや体調不良が心配な保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような場合には、お子様の身体の疲れを取ることや体調を整えるために、お昼寝の時間を少しの間設けてみるのも良いかもしれません。
お子様の睡眠時間は、日々の体調によっても異なるため、一朝一夕で寝かしつけを改善しようとするのではなく、長期的に捉え、できることから徐々に取り組んでみましょう。
いかがでしたでしょうか。
今回は、保護者様の悩みも多い『子どもの寝かしつけ』についてご紹介しましたが、それぞれの対処法はお子様によって合う・合わないがあると思います。
そのため、いくつかお試しで行ってみて、お子様にとって良い寝かしつけの方法をぜひ一緒に見つけてみましょう。
また、保護者様自身の心の余裕も大切ですので、リラックスできる時間を持つことも心掛けましょう。
日々のお子様の寝かしつけによって、保護者様がお疲れの際には、リフレッシュの一環として保育園の『一時保育』を活用してみるのもおすすめです。
一時保育については、下記リンク先より詳しい内容をご覧いただけます。
保育所等に通っているお子様がいらっしゃる方や、保育園主催のイベント等にご参加されている方は、保育士さんに相談してみるのも良いかもしれません。
ニチイキッズでも、各保育園で毎月『子育てひろば』を開催しており(※一部園を除く)、子育て中の保護者様のお悩み相談も受け付けています。
お時間がある際には、ぜひ、お近くのニチイキッズの『子育てひろば』に足を運んでみてください♪
ニチイキッズの『子育てひろば』について
ニチイキッズ各保育園では、お子様の身体測定や寝相アート、季節の行事に応じた製作遊びといったオリジナルの親子イベント『子育てひろば』を日々開催しています。
イベントの開催予定は、各保育園の『子育てひろばのご紹介』ページで確認することができ、同ページ内のリンク先にてオンライン予約も可能となっています!
ぜひ、お近くのニチイキッズの『子育てひろば』の予定を見てみてくださいね。
皆様のご参加をお待ちしております♬
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