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掲載日時:2026年03月23日

産後の仕事復帰はいつから?おすすめのタイミングと準備すべきことを解説

出産後、いつ仕事に復帰するかはもうすぐお子様が生まれるご家庭にとって大きな関心事です。復帰のタイミングは法律上の制度のほか、会社の制度や保育園の入園時期などご家庭の事情によって異なります。この記事では、おもに会社員や雇用で働く方に向け、仕事復帰するタイミングの考え方や復帰に向けて準備しておきたいこと、復帰後の働き方のポイントなどを解説します。

●仕事復帰の時期、平均と最短は何か月目?

まずは、産後の仕事復帰について「平均的な時期」と「最短で復帰できる時期」を確認しておきましょう。

仕事復帰の平均は産後1年~1年半頃
厚生労働省の「令和5年度雇用均等基本調査」によると、復職した女性の育休取得期間で最も多いのは「12か月~18か月未満」で32.7%、次いで「10か月~12か月未満」が30.9%でした。お子様が1歳の誕生日を迎えるタイミングで保育園に入園し、仕事に復帰するケースも多いようです。

なお、育児休業は原則としてお子様が1歳の誕生日を迎える前日まで取得できます。保育園に申し込んだものの入園できなかった場合などは、最長で2歳の誕生日を迎える前日まで延長することも可能です。

最短で産後6週間から復帰可能。ただし注意点も
労働基準法では、産後8週間は原則として就業できないと定められています。
例外的に、産後6週間を経過した時点で本人が働くことを希望し、医師が支障ないと認めた場合に限り就業可能ですが、実際には就業規則や保育先の確保状況なども関わるため、法律上は可能でもすぐに復帰できるとは限らない点を押さえておきましょう。また復帰後は育児休業給付金の支給が停止される点にも注意が必要です。

復帰のタイミングに正解はありません。ご家庭や職場の状況に合わせて、無理のない時期を選びましょう。

●産後の仕事復帰に向けて準備しておきたいこと

復帰予定の時期が近付いてから困ることがないよう、できるだけ早めに以下のような準備を進めておきましょう。

保育園探し(保活)は早めにスタート
まず計画的に進めておきたいのが、お子様の通う保育園を探す「保活」です。認可保育園の4月入園の申し込みは前年の秋頃に締め切られることが多いため、妊娠中から情報収集を始めておくと安心です。

保活の進め方・スケジュールについてはこちらの記事もぜひお読みください。
「保活のスケジュールはこう進める!園選び~見学~申し込み~入園までの流れとやることリスト」

認可保育園だけでなく、認可外保育園や認定こども園なども選択肢に入れ、複数の候補を持っておくことをおすすめします。気になる園があれば見学に行き、保育方針や園の雰囲気を自分の目で確かめておきましょう。

保育園の種類についてはこちらの記事もぜひお読みください。
「保育園・保育所の種類にはなにがある?認可・認可外・企業主導型などわかりやすく解説」

パートナー・家族と役割分担を話し合う
復帰後は、仕事と育児・家事の両立が日々の課題になります。送迎の担当や家事の分担、お子様が急に体調を崩したときの対応など、妊娠中から具体的に想定し話し合っておくことが大切です。

育児休業制度や2022年10月にスタートした「産後パパ育休(出生時育児休業)」等を活用することで、夫婦で交代しながら育休を取得することも可能です。

また、ファミリー・サポート・センターや病児保育など、いざというときに頼れるサービスを事前に調べておくと、復帰後の安心感が大きく変わります。

職場への復帰の意思を伝え、働き方を相談する
復帰時期の目途が立ったら、早めに勤務先へ連絡しましょう。時短勤務やフレックスタイムの利用を考えている場合は、あわせて相談しておくとスムーズです。

また、多くの保育園では入園後に1週間~2週間ほどの「慣らし保育」があり、最初からフルタイムで預けられないこともあります。慣らし保育の期間を考慮して復帰日を調整できるよう、職場にも事前に伝えておきましょう。
休業中の業務や組織の変更点も確認しておくと、復帰後に戸惑いにくくなります。

●産後の仕事復帰をスムーズにする働き方のポイント

仕事への復帰後、子育てと毎日の生活をうまく軌道に乗せるためのコツもご紹介します。

まず活用したいのが時短勤務制度です。3歳未満のお子様を育てている場合、短時間勤務制度の利用が法律で保障されています。フルタイムでの復帰が不安な方は、まずは時短勤務で復帰し、生活リズムが安定してから働き方を見直すのも1つの方法です。

そして、仕事も育児も完璧にこなそうとしすぎないことが大切です。産後は体調の変化も大きく、お子様の急な発熱など予想外のことが起こるのは珍しくありません。一人で抱え込まず、パートナーや家族、職場の同僚、地域の支援サービスなど、周囲の力を積極的に借りましょう。
ご家庭や職場ごとに事情やニーズは異なります。「こうあるべき」にとらわれず、仕事と育児の最適なバランスを見つけることが大切です。

●早めの準備で安心して仕事復帰を迎えましょう

産後の仕事復帰は、平均で産後1年~1年半、最短では産後6週間から可能です。保育園探しやパートナーとの役割分担、職場への相談など、前もって準備を進めておき、各ご家庭に合ったベストなタイミングで復帰できると良いですね。

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執筆時参考資料
1)厚生労働省|令和5年度雇用均等基本調査 事業所調査結果概要
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/71-r05/03.pdf
2)出産後いつから仕事している?復帰のタイミングや準備すべき点を解説
https://magazine.meetcareer.net/column125/
3)みんないつから働いているの? 産後・子育て後の仕事復帰はいつから?|CareeTern(キャリターン)
https://careetern.com/column/detail/start-work
4)出産後の仕事復帰はいつから?復帰の時期・タイミングの決め方や準備すべきこと、復帰後の働き方や注意点を解説【JOBPAL求人ガイド】
https://jobpal.jp/contents/permanentstaff/worry/013/
5)産後すぐの仕事復帰をスムーズにする、妊娠中にやっておきたい準備とは
https://jp.indeed.com/career-advice/career-development/pregnancy-and-career-progression
6)産前・産後休業を取るときは|妊娠出産・母性健康管理サポート
https://www.bosei-navi.mhlw.go.jp/ninshin/sanzen_sango.html